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NPO法人『さぶみの』  - 2014.01.14 Tue

先日の土曜日、左鐙のどんど焼き。

左鐙小学校、PTA、牧童探検隊そろい踏みでのこの1年の無病息災を祈願。

そして改めて今年1年、がんばるぞっと、子ども達も皆、心に誓ったはず?








去年、左鐙の将来を考える会を解散し新たに『さぶみの』としてスタート。

4月には『さぶみの』の事業の一つとして保育事業、山の子ども園『うしのしっぽ』を立ち上げ、運営をはじめた。

そして去年の暮、NPOに申請して認証され改めて NPO法人『さぶみの』としてRe:START!


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『さぶみの』の前身『左鐙の将来を考える会』は2007年、学校の統廃合問題から。

もっと前をいえば左鐙のお母ちゃんたちの伝説の劇団『あどりぶ座』からだと思っている。

2006年、『あどりぶ座』この時の公民館祭りでの演劇は「子どもが減っていく左鐙にアパートを建てよう!」

署名を集め町に嘆願書をだした。

まぁ、結局相手にされなかったけど、

それから8年。

いろんな取り組みが功をそうしたのか来年3月には小学校の前に町の住宅が2棟建つ!

というか、母ちゃんたちの取組の重要性にに7年たってやっと町が気づいたといった、といったほうがあたっている。



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2007年、その時の左鐙小学校の児童の数は10名。

このまま、何もしなければ7年後の今年度は3名のままだった。


そんな中で立ち上がったのが『左鐙の将来を考える会』



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教育委員会からの再編計画では小規模校の弱い所として

・人数が少ないため刺激競争がない
・同じ子と長年生活しているので多様な価値観との出会いがない
・新しい人間関係がつくれない。コミュニケーション能力に不安。

などなど・・・


等々といったことがあげられそれがまた統廃合への理由付けにもなった。


しかし逆に視点をかえれば

・一人一人のきめ細かい教育ができる
・地域の人、地域が学びの場となれる機動力がある
・人数が少ないから自分の役割も多く、責任をもってやり遂げなければならない。

などなど・・・


でも、弱点は弱点としてきちんと把握しそれに対処していこうというのがいろんな活動の原点だ。



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2007年。

最初に取り組んだのが「夏休みサブミ宿泊体験」。

左鐙小学校の子ども達に足りないという多くの子どもたちとの交流、多様な価値観との出会い、新しい人間関係。

それを全国の小学生を対象に集めて一緒に左鐙での自然体験を通して知ってもらい、育もうというものだ。

毎年30名の小学生たちが県内外から集まり2泊3日を通し、地域住民、中学生高校生、地区外のボランティアスタッフは倍の60名以上が何らかの形で子ども達に関わり横だけでなく縦の関係も育んでいく。




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夏休みサブミ宿泊体験。

その体験はとてもいいものではあるが子ども達にとっては年に1回のイベント的な体験でしかない。

2008年。

そんなイベント的な体験ではない、1年を通した循環していく体験「さぶみ牧童探検隊」がはじまった。

左鐙の子+近隣地域の子ども達の月1回の体験。

そこでは、京村牧場をフィールドに、牛の世話や農作物の栽培などを一年を通した営みを大事にする。

牛のミルクやりや収穫の楽しいだけなくそれまでの草取りや牛のふんをとるきたない作業もそれまでにやらなければならない必要なこと。

それら1年を通し、繰り返されるという、体験ではない、「営み」を感じてほしい。



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2010年から始まった放課後牧童


週1回、月曜日は放課後、小学校では職員会議が行われる。

どうしても下校時間より早く先生の目が行き届かなくなるので小学生の見守りとして始まった。

おじいちゃんおばあちゃんのいない共働きのところもあるので夕方5時半まで公民館で見守りを行っている。

/2011年からは火曜日からは金曜日は公民館が見てくれることになった。

そして去年からは見守りの時間「うしのしっぽ」が合流して小学生が園児達を見守っている?逆?園児が小学生を?



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左鐙小学校。

左鐙の小学生たちのメインフィールド。

2009年。

小学校の魅力化、そして通う小学生たちに今我々できる最高の環境をと思い校庭を芝生化した。

が思いもよらず、週末土曜日はグランドゴルフで地区の高齢者がグランドゴルフで汗を流し、日曜日は地区外からの複数の少年サッカーチームが多数利用してくれ、週末の左鐙はとてもにぎやかだ。



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年1の宿泊体験、月1の牧童探検隊、週1の放課後牧童


小学生を中心にしたこうした活動の中で、もっとこの左鐙の自然環境や里山の資本を子育てや教育にいかせないかというフラストレーションが無性にわきおっこった。

それらに足りないものはイベントや営みでなくそれがあたりまえの「日常」

4年前、左鐙僻地保育所が休園した。

牧童探検隊にきたいという保育園児もふえてきた。

それらの経緯もあり、去年4月「山のこども園 うしのしっぽ」を始めた。



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今、こうして、7年かけ、子ども達を中心にしたプログラムができあがった。

こうして実践してきたことは当然、中山間地に昔からある人や地域の「つながり」なくしては出来ないし、今後もそういった「つながり」をつくっていかなければならないと思っている。





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去年4月からはじめた山のこども園『うしのしっぽ』。

いろんなこうした実践の中からいろんな思いをへてたどり着いたのが森のようちえんである。




森のようちえんは1950年代デンマークの一人の母親が自分の子ども達を毎日森にで保育したことが始り。

その後北欧を中心に日本でも10年前から少しずつ広がっている。

森のようちえん園の特徴のひとつは園舎がないこと。とにかく自然の中で過ごす事を重視する。

四季の移り変わりを感じ、雨や雪の日でも自然の中で過ごし、たくましい心と体を育む。

もう一つは見守る保育を徹底して行うこと。

小さな失敗をたくさん経験することで、過度に褒められるでも抑制されるでもない、ただそのままを認められているという安心感の中で、自分の力でできる自信やできない限界を知り、助け合う心を育む。


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現在、4人の子どもたちが元気に通園してくる。


京村牧場をフィールドに毎日、牛などの動物とふれあい、理屈なしに野山を駆け回っている。


『うしのしっぽ』には3つの思いがある。


本物の自然の中で・・・

本物の命と出会い・・・

本物の生きる力を引き出す・・・



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本物の自然の中で・・・

一般的な園舎がないから自ずと自然の中で過ごすことになる。

暑くても、寒くても、雨がふっても、雪がふっても。

四季の移り変わりを感じ。

自然の中でたくましい心と体を育む。


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山に落ちてるただの木の棒きれ。

今、彼らの中では何にみえるのだろう?

たちまち私たち大人が理解できない大きな想像の世界に。

ただの棒きれに彼ら一人一人それぞれに思い、価値観があるから、これはこうだよと友達や私たちに一生懸命説明してくれる。



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本物の命と出会い・・・

牛、ポニー、ミニブタ、鶏との毎日のお世話、畑の野菜たち、森の中の小さな生き物や植物の実、実に多くの命に関わります。

毎日毎日自分の背丈より高いフェンスを上り下りしてミニ豚や牛の部屋に入り戯れる。

ショウちゃんは動物たちと話ができんだよ。


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一人では取れない孟宗の竹の子と自分の力で採れる淡竹との違いを知り、野いちごとヘビいちごを見分け、森の小さな生き物に夢中になる。

昼はそうして山や畑でとってきた物を調理して食べる。

毎日そうした命とのかかわり合いで思いやりを生む。


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本物の生きる力を引き出す・・・


たくさんの山の中での経験。

それが日常であるということ。

そしてそれが繰り返されることにより、彼らの内なる力を引き出す。


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危険を回避するのではなく危険に対応するために必要な反射神経、バランス感覚。

これらは自分の命を守るための力だと思う。

助けてもらわなくても立ち上がる。慰められなくても泣き止む。

それぞれが強い心を持ち自分らしくなるための一ページ。

大事に見守っていければと思う。



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4月から始めてまだ9ヶ月。

リュウコウが履いてる長靴はもう4足目だという。

しかもそのへんに売ってる安い長靴ではない。

モンベルの長靴。

サイズが合わなくなったからでもない。

履きつぶしたから。

スーちゃんでも今の長靴は3足目。

長靴、はきつぶすってすごくない?



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毎日ゆっくりゆっくり変わる自然の中で

それに呼応する子ども達の行動、言動、時間には、我々大人をあきさせない。

楽しくてしょうがない。



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今、左鐙小学校を卒業した中学生は2年生の3人。

大人と対等に話す小生意気な奴ら。

将来を考える会を立ち上げ、最初の夏休み宿泊体験を経験した時、彼らは小学校2年生だった。

牧童探検隊が始まった時には小学3年生だった彼ら。

今年、地区の公民館祭りでは、日原の中学生達をたくさん誘って合唱を披露してくれた。

運動会や祭りにも他地域の中学生を連れてきてくれ一緒に参加し、手伝ってくれる。

今の中学生には、自分たちが育ったこの左鐙での楽しみ、良さを知ってるから、こうして友達を誘ってくれるのかなと。

これも今までの体験のおかげかなと、少しひいきめかもしれないが、そんなニタニタする思いである。


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『さぶみの』(前左鐙の将来を考える会)には発足当時から一貫して大きなテーマ、芯を持っている。


それは

「この地域で子ども達を育てるということ」


この地域とは左鐙のことであり、中央に対しての地方であったり、町に対しての里山であったり、大規模といわれるものにたいしての小規模であったり・・・・。


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活動を始めて7年。


子ども達を中心にした活動を通してこのテーマに対する自分たちなりの回答を求め続けながら、何がいいのか模索しながらこれからも活動していく。


本当なら今年3人だったはずの小学生が今は7人。

これがある意味私たちのやってきたことの回答のひとつでもある。



今、『うしのしっぽ』で走り回っているこの4人が、これから左鐙でいろんな体験を通じ大きくなった時、どんな子に育っていくのか?とても楽しみだ。


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山の子ども園『うしのしっぽ』

14037 京村牧場とその周囲の里山をフィールドに行ってる森のようちえん。毎日牛などの動物とふれあい、理屈なしに野山を駆け巡り、本物の生きる力を育んでいく。それが日常の『うしのしっぽ・・・』園児募集しています! >

→→森の子ども園『うしのしっぽ』

さぶみ牧童探検隊 !

14225 京村牧場をフィールドにした牧童探検隊です。左鐙の子供達と他の地域から集まった子供達で毎月1回、野菜・米作り、牛の世話を中心に1年を通していろんな里山の営みを体験します。

→→さぶみ牧童探検隊

左鐙子ども神楽社中

14038 左鐙子ども神楽社中は昭和63年に発足しました。現在10名が毎週水曜の夜、練習に励んでます。今では各種公演や大人神楽の助っ人として大活躍しています。練習等の見学も大歓迎です。また公演依頼、団員等も受付けてます。

社中代表:京村真光
0856-76-0216


→→左鐙子ども神楽社中

石見神楽左鐙社中

14253 明治の初め左鐙潮山八幡宮宮司、村上寿酒により六調子神楽が伝授され、昭和20年10月まで継承されてきましたが、解散。現在の神楽は、昭和22年に浜田市日脚神楽社中より八調子神楽を取得し、現在まで舞い継がれてきました。現在では年30回以上の奉納、県内外での公演を行っております。公演等の依頼受け付けています。

社中代表:藤井茂治
0856-76-0065


→→石見神楽左鐙社中 Facebook

映画 『左鐙パラダイス!』

左鐙の郵便局長・大畑さん脚本・監督の映画『左鐙パラダイス』。出演者は左鐙の子ども達、地域の人たち、そしてゲスト。熱演してます。現在3作!春夏秋冬の4部作作製予定です。過去の『左鐙パラダイス』です。クリックしてお楽しみください。
 
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左鐙パラダイスⅠ【九九】
 
左鐙パラダイスⅡ【力を合わせて】
 
左鐙パラダイスⅢ【左鐙の空と川と白いバケモノ!】

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